また会社の人からの依頼で、読めなくなった工事写真を収めたSDカードを修復した。

今回はファイルシステムがRAWになり、ファイルシステムとして認識されない重症なもの。ドライブは割り当てられているもののchkdskできず。
C:>chkdsk d: /f
ファイルシステムの種類はRAWです。
RAWドライブにCHKDSKは使用できません。
いつも通りWindowsの無料ツールで修復を試みたのでまとめる:
ツール名 | RAW対応 | 無料修復の制限 | 検出ファイル数 | 1年ライセンス | 永年ライセンス |
---|---|---|---|---|---|
chkdsk | × | 無制限 | – | ¥0 | ¥0 |
Recuva | × | 無制限 | – | ¥1,900 | – |
RecoveryForAI | × | なし | – | ¥11,980 | ¥15,980 |
AOMEI Partition Assistant | 〇 | なし | 1,798 | ¥7,568 | ¥8,668 |
EaseUS Data Recovery Wizard | 〇 | 2GBまで | 5,718 | ¥9,790 | ¥19,690 |
iBeesoft Data Recovery | 〇 | 2GBまで | 14,422 | $49.95 | – |
(ライセンス料は税込、2025年8月7日時点のもの)
結論としては、iBeesoft Data Recoveryの無料修復の範囲で必要な写真1721枚(約1.8GB)を修復できた。RAW対応のほかのツールでも修復できたと思う(検出ファイル数は重複してたりゴミみたいなものも含んでいるので当てにならない)。
EaseUS Data Recovery Wizardはこれまでも安定して検出と修復ができて高評価だが、ライセンスが高いのが悩みどころ。今回初めて使って目的を達成できたiBeesoft Data Recoveryもとても優秀。初めて使うなら2GBまで修復できる、EaseUSとiBeesoftがお勧めです。
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