回答ありがとうございました。
セメント、骨材の密度比が、1袋の重量比とほぼ同じである。という事は分かりましたが、それが3種類の原材料の袋の体積はすべて同じくらいと言う根拠になりませんよね。
それは容器に材料がすき間なく詰まっていて、空隙が無い場合です。
見た目が同じくらい、と言うのは分かります。
貼って頂いたリンク先を見ると、2.コンクリート原材料の「密度」の欄と、3.その他建築用資材の「単位体積質量」の欄があります。
砂、砂利は両方の欄に記載があり、「密度」は2.5~2.6、「単位体積質量」は1.7~2.1と記載があります。
「密度」はJISの試験方法で、ある質量の砂や砂利を水に漬けて、すき間を水で満たして容積を計り算定した、真密度です。
「単位体積質量」はJISの試験方法で、容器に砂や砂利をできるだけ沢山詰めて、重さを計り、容器の容積で割ったかさ密度(見かけ密度)で、正式には「単位容積質量」です。リンク先では見かけ密度と真密度が整理されずにごちゃ混ぜに記載されています。一般に、セメントのかさ密度は1.5程度とされています。これは出来るだけ容器に出来るだけ詰めて測定した数値です。バラセメントの積載車の様な流動性の大きな状態のセメントは、密度1.0で計算されています。積載車の設計はそれで行います。
私が独自に測定した例では、セメント袋からハンドスコップでバケツに入れただけでタンピングしない時の密度は1.18でした。同様に、タンピング無しだと、表面水率8%の砂は1.34、砂利は1.42でした。
かさ密度に1.5、リンク記載の1.7、2.1を使うと、袋の容積はそれぞれ17、12、9.5リットルです。
実態や見た目の印象とは大きく違いますね。かさ密度に1.18、1.34、1.42を使うと、袋の容積はそれぞれ21、15、14リットルです。
セメントは振動で空気を抜きながら袋詰めするので、
かさ密度に1.5、私の測定値1.34、1.42を使うと、袋の容積はそれぞれ17、15、14リットルです。14リットルの砂利4袋で56リットルで、水12リットルを足すと68リットルです。(袋に書いてある練り上がりと同じ)
コンクリートは、砂利のかさ容積のすき間に砂とセメントを詰め、水ですき間を与えて流動性を得るものです。
と、ここまで書きましたが、元々最小目盛りが20kgの話をしているのに細かすぎますかね。
コメントありがとうございます。専門的な知識をお持ちの方のご見解、大変勉強になります。
開発者自身は、実際の作業ではバケツや袋単位(ときどき半端なものもあり)で配合しますが、最終的に練り上がりの感覚で調整するなど、正直かなりアバウトです。このツールはあくまでDIYでの目安として考えていただければと思います。
ほかにも気にされている方がいらっしゃると思いますので、そのまま公開させていただきました。いろんな方からのご意見、特に不具合があった例など、をいただければうれしいです。
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